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秋期特別総会の関連企画

各種企画の概要については、次の「関連企画」をご覧ください。

特別講演1

Update on Molecular Pathology and Immunohistochemistry in Diagnosis of Soft Tissue Tumors

Cyril Fisher
Royal Marsden Hospital and Institute of Cancer Research / University of London, UK

座長:久岡 正典(産業医科大学)
会場:文化ホール1F大ホール
日時:11月10日(木) 15:20~16:20

特別講演2

Virus Infections of the Central Nervous System (CNS): Roles of Novel Emerging and Re-Emerging Viruses

William Hall
Centre for Research in Infectious Diseases, University College Dublin, Ireland

座長:長谷川 秀樹(国立感染症研究所)
会場:文化ホール1F大ホール
日時:11月10日(木) 16:20~17:20

病理診断シリーズ51

「皮膚扁平上皮癌とその鑑別診断」

講演:横山 繁生(大分大学医学部診断病理学)

座長:清水 道生(博慈会記念総合病院)
会場:文化ホール1F大ホール
日時:11月11日(金) 16:30~17:30

 皮膚腫瘍は上皮性およびメラノサイト系腫瘍からリンパ腫・軟部腫瘍まで多種多様である。過去の講演では、多彩な組織像を呈する付属器腫瘍ないしは良悪性の鑑別が難しいメラノサイト系腫瘍が取り上げられてきた。扁平上皮癌の診断は比較的容易であるが、日光角化症やボーエン病に代表される表皮内病変から浸潤性扁平上皮癌(SqCC)まで加えると約20種の亜型が報告されている。また、ケラトアカントーマのように未だに良悪性の議論が続く腫瘍もある。
 本講演では、表皮内および(浸潤性)SqCCの亜型と鑑別疾患を提示する。なお、時間の関係もあり、毛包系腫瘍と考えられる基底細胞癌には触れない。

病理診断シリーズ52

「脊椎骨関節疾患の病理」

講演:山口 岳彦(獨協医科大学越谷病院)

座長:蛭田 啓之(東邦大学佐倉病院)
会場:文化ホール1F大ホール
日時:11月11日(金) 17:30~18:30

脊椎は、四肢大関節と並んで疾患や傷害が生じやすい運動器であり、奇形・代謝性骨疾患・腫瘍など多彩な病態を生じる。それらの多くは画像診断で指摘されるため、病理診断分野では馴染みが薄い。近年脊椎疾患に対する外科治療の機会が増加しているため、今後それらの病理診断の機会が増えると予想される。脊椎疾患を理解する上で、剖検時に採取できる脊椎を研究することは大変役に立つ。脊椎採取方法をビデオで供覧し、代表的な脊椎疾患の臨床病理学的特徴について紹介する。

1.剖検時の脊椎採取方法 2.骨系統疾患 3.代謝性骨疾患 4.感染症 5.変性疾患 6.靱帯骨化症 7.結晶沈着性疾患 8.炎症性疾患 9.腫瘍と腫瘍類似疾患 10.その他

シンポジウム1

「病理検査室の質向上を目指して -ISO15189を考える-」

会場:文化ホール1F大ホール
日時:11月11日(金) 11:00~12:00
座長:水口 國雄(東京セントラルパソロジーラボラトリー)

 最近、国際認定ISO15189を取得する施設が国立関係の病院、大学病院を中心として増加傾向にある。その理由として、第一には厚労省の診療報酬改定で「国際標準検査管理加算」が新設されたこと、第二は薬の治験が有利なこと、第三は施設の社会的ステータスを高めること、第四は日常業務の質的向上に第三者評価が必要であることである。
 病理を含む臨床検査室の技術能力の認定は、ISO15189(臨床検査室―品質と能力に関する要求事項)に収載された基準で行われる。わが国では、公益財団法人日本適合性認定協会がISO15189に基づき認定している。審査の内容は、検査室の管理・運営システム、人員や組織、標準作業書(SOP)などの書類審査と面談、さらに検体採取から標本作製、鏡検、報告書の作成、報告書送付、保管までの実地調査に分けられる。内部・外部精度保証の実際を含めチェックし、さらに、適宜、標本作製や細胞診判定のため、標本を持ち込んでの実技試験を実施する。
 本シンポジウムでは次の内容で発表いただく。

  1. ISO15189による検査室認定の意義と今後の展望
    下田 勝二(日本適合性認定協会)
  2. ISO 15189による病理検査室の管理・運営と病理診断の標準化
    上田 善彦(獨協医科大学越谷病院)
  3. ISO15189における病理標本の質保証および精度管理
    廣井 禎之(新渡戸文化短期大学)

 病理検査や病理診断分野での精度保証は非常に重要であり、病理学会でも取り組んでいる。ISO15189による病理検査認証システムは一般にはまだよく知られていないが、本シンポジウムが病理検査に関わる皆様にとって、理解の一助になれば幸いである。

シンポジウム2

「希少がんの病理診断と診療体制」

会場:文化ホール1F大ホール
日時:11月11日(金) 14:25~16:25
座長:小田 義直(九州大学)、佐々木 毅(東京大学)

 骨軟部腫瘍や小児腫瘍を含む希少がんは、種類が多いのに反して患者数が少なく、診断治療を行う医師や医療機関が少ないことが問題となってきている。平成24年の第2期がん対策推進基本計画で小児がん対策が重点的課題として盛り込まれ、平成27年には希少がん医療・支援のあり方に関する検討会報告書がとりまとめられ、取り組むべき4つの課題があげられた。4課題は、医療提供体制、情報の集約・発信、相談支援、研究開発で、医療提供体制の項では、“病理診断”に関する問題点が“治療”より先に挙げられている。
本シンポジウムでは次の通り、行政、臨床医、病理医の立場から希少がんの診断・治療の問題点について発表いただく。

  1. 希少がんの政策
    丹藤 昌治(厚生労働省健康局がん・疾病対策課)
  2. 希少がんの診断・治療の問題点:サルコーマセンターの実態から
    平賀 博明(北海道がんセンター骨軟部腫瘍科)
  3. 希少がん病理診断の問題点
    落合 淳志(国立がん研究センター先端医療開発センター)
  4. 「希少がん」としての骨軟部腫瘍の病理診断
    小田 義直(九州大学大学院形態機能病理学)
  5. 小児がんの病理診断 - JCCG中央病理診断の経験から -
    中澤 温子(東海大学医学部基盤診療学系病理診断学)
  6. 脳腫瘍の遺伝子異常と新WHO分類
    小森 隆司(東京都立神経病院検査科)

 希少がん特有の病理診断と治療体制の関わり、およびその問題点や今後の課題、今後どのように病理診断体制の構築を進めて行けばよいのかを共に考える場となれば幸いである。

シンポジウム3

「幅広く!実験病理」

会場:ニューグランドホテル5F銀扇(第5会場)
日時:11月11日(金) 14:25~16:25
座長:樋田 京子(北海道大学) 、清川悦子(金沢医科大学)

 本シンポジウムでは、病理学教室に属し診断の傍ら研究する者や、病理学教室には属さないが科研費の実験病理分野で採択された若手研究者や、帰国してまだ日の浅い研究者など、研究スタイルや解きたい課題が多様になるように、また、これが病理学会シンポジウムのデビューとなる講演者を集めた。実験は未経験という人にとっては、一つくらいはわかる・共感する話題に出会えるだろうし、ある程度実験に従事してきた人にとっては、効率よく異分野の知識をインプットし、新たな人に会うことでアイデアが生まれる機会にもなるだろう。
 実験病理は病理学会のなかではマイナーな存在である。同じく研究業界ではマイナーな存在の女性研究者で演者を固めてみたが、男性の参加ももちろん歓迎である。矛盾するようだが、性別を過剰に意識することなく、気負わずに最新の研究成果報告を楽しんで頂きたい。ワークバランス中心の特別企画「徒然病理医絵巻 vol. 2, 金沢の巻」と併せて、研究者・病理医が集う場となり、これから一緒に歩むきっかけとなれば、幸いである。

  1. プロテアソームと病理,病態形成における役割
    外丸 詩野(北海道大学大学院分子病理学分野)
  2. 脳形成異常の発生病態解明をめざした実験的アプローチ
    伊東 恭子(京都府立医科大学分子病態病理学)
  3. 免疫が骨を壊すしくみ
    小松 紀子(東京大学大学院免疫学)
  4. 精子幹細胞の不均一性とその特性の解明
    岡田 由紀(東京大学分子細胞生物学研究所)
  5. マウスモデルを用いた子宮疾患の解析
    大黒多希子(金沢大学学際科学実験センター)

特別企画

徒然病理医絵巻 vol. 2, 金沢の巻

~見よう、語ろう、病理医の日常、健全なワーク・ライフ・バランスを目指して~
“Lean in for more pathologist”:Occupational challenges & future consideration

会場:文化ホール展示棟2F ポスター会場
総合討論日時:11月11日(金) 13:20~14:20

 2015年名古屋の総会に引き続き 「徒然病理医絵巻 vol. 2, 金沢の巻」 を開催する運びとなりました。ライフ・イベントに協力的な病理医は、キャリア形成を考える上で、男性でも女性でも同じようにワーク・ライフ・バランスを考える機会が必要だと考えます。2015年実施のアンケートには、多様な病理医の先生方の勤務実態を知りたいとの声が多く寄せられ、前回の徒然病理医絵巻の発表はとても好評でした。今回は病理医の働き方の実際、働き方の工夫、職場でのワーク・ライフ・バランス問題への取り組みなど、もっと多くの先生方との情報交換ができるように企画しました。
 ワーク・ライフ・バランスを考える良い機会となりますよう、皆さま奮ってご参加ください。 お待ちしております。

  1. 日本病理学会における男女共同参画委員会の取り組みと今後 2016
    橋本 優子(福島県立医科大学 病理病態診断学講座)
  2. 第1回 ポスター賞 「育児支援における男性病理医 利点と苦労」によせて
    黒瀬 顕(弘前大学大学院医学研究科 病理診断学講座)
  3. まとめの言葉
    下山 芳江(名古屋大学医学部附属病院・病理部)
  • 第104回日本病理学会総会(2015) 徒然病理医絵巻 vol. 1 再掲ポスター 5題
  • ポスター発表  21題

IAP病理学教育セミナー

会場:金沢大学 宝町(附属病院・医学部)キャンパス(石川県金沢市宝町13-1)
日時: 11月12日(土)  9:00~

   >> ”金沢で究める!最新の病理診断学”

 

>> 秋期総会に参加される皆さまへ