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事務局便り

トップページに載せました写真の解説とともに、事務局便りをお届けします。

しらやまさん  第7号(7月22日)

白山

白山(はくさん)は、富士山、立山とともに日本三名山のひとつで、御前峰(標高2,702m)、剣ヶ峰(2,677m)、大汝峰(2,684m) の「白山三峰」を中心とした山峰の総称です。富山、石川、福井、岐阜の4県にまたがる白山国立公園の中央にあり、他の山では残雪が消えた季節でも、「白い山」として遠くから一目で判ります。晩秋の夕方、関西から電車で金沢へ帰る途中に、冠雪が夕日に照らされて茜に輝き、やがて薄く赤紫に染まる白山に出会うと、どこか別世界へ行ったような気持ちになります。
「日本百名山」で知られる深田久弥は石川県大聖寺の生まれで、「日本人はたいていふるさとの山を持っている」と書いています。たしかに、越中富山の立山がそうであるように、加賀に生まれた人は白山を見て育ちます。


クロユリ

夏の白山は、山はだ一面を高山植物が埋め尽くすお花畑が大きな楽しみです。中でもクロユリは日本有数の群生地があり、地元の人からこよなく愛されていて、毎年、開花予想日を石川県が発表しています。霊峰白山は石川県民にとって特別の存在で、県の郷土の花はクロユリ、県鳥はイヌワシ、いずれも白山に由来します。
白山国立公園には広い範囲にブナを中心とした自然林が広がっており、多くの野生動物の楽園です。総延長33.3kmの白山林道は、昨年、「白山スーパー林道」から「白山白川郷ホワイトロード」へと愛称が変わりました。石川県の白山一里野温泉近くの中宮から岐阜県の白川郷へと続く有料区間は、雪の季節には閉鎖され、11月10日まで通行可能の予定です。最も高い位置は標高1450mもあり、神が宿る山を車で過ぎることに少し申し訳ないような思いもしますが、実に雄大な景色が続きます。

白山比咩神社

白山最高点の御前峰には奥宮があり、麓の鶴来(つるぎ)には加賀一の宮白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)があります。"しらやまさん"と呼ばれていて、遠方からでも大事な節目には必ず参拝するという人が珍しくありません。特に、大晦日から元旦にかけては、北鉄石川線と北鉄バスの臨時運行が何本もあり、たとえ雪が降っていても、とても多くの人が初詣をします。
農閑期に近畿地方へ酒造りの出稼ぎに行く必要性から生まれた能登杜氏は、灘の酒造りの担い手として有名ですが、石川県にも多くの酒蔵があります。鶴来は白山を源とする手取川の伏流水に恵まれていて、加賀菊酒の地と云われています。全国的な大吟醸ブームの先駆けとなった菊姫があり、わざわざ県外から訪れる人もいます。また、ノーベル賞受賞式後のパーティー(ノーベルナイトキャップ)に梅酒としては初めて採用されたことで話題となった加賀梅酒もあります。

 

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(写真提供:石川県観光連盟)