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事務局便り

トップページに載せました写真の解説とともに、事務局便りをお届けします。

こおろぎ橋  第9号(10月12日)

こおろぎ橋

山中温泉を流れる大聖寺川(だいしょうじがわ)に、こおろぎ橋が架けられたのは江戸時代のことといわれます。現在の橋は、平成2年(1990年)に形や構造を殆ど変えずに総檜造りで架け替えられたものです。

その名の所以は、秋の夜に草陰で鳴くコオロギとか、行路が極めて危険な「行路危」とか諸説ありますが、よくわかっていません。こおろぎ橋から下流の「あやとりはし」、そして「黒谷橋(くろたにばし)」にかけて1km余りの峡谷は、鶴仙渓(かくせんけい)と呼ばれ、数多い奇岩が見られる景勝地です。

白山白川郷ホワイトロード

粟津、片山津、山代、山中の4つの温泉地は、半径約8キロの小さな範囲にあります。それぞれに異なった風情があり、効能も「四湯四養」ですが、これらの温泉は霊峰白山の恵みです。

白山国立公園を通過する、総延長33.3kmの白山林道は、昨年、「白山スーパー林道」から「白山白川郷ホワイトロード」へと愛称が変わりました。晴れた日の眺望は、それはそれは見事なものです。石川県の白山一里野温泉近くから岐阜県の白川郷へと続く有料区間は、雪の季節には閉鎖され、11月10日まで通行可能の予定です。

中谷宇吉郎 雪の科学館

雪の研究で有名な中谷 宇吉郎(なかや うきちろう、1900-62)は片山津で生まれました。北海道大学で教授となり、世界で初めて人工的に雪の結晶を作ることに成功し、先駆的な研究業績を残しました。

柴山潟超しに白山を望む「中谷宇吉郎 雪の科学館」は、雪をイメージした六角塔3つを配置した設計です。中谷博士の様々な業績を中心に、実験・観察装置も使って、雪氷学をわかりやすく展示しています。師であった寺田寅彦の書簡、映画「科学するこころー中谷宇吉郎の世界」の上映や体験コーナーもあります。

雪は天から送られた手紙である

という中谷宇吉郎の有名な言葉がありますが、その雪への愛情ともいうべき、熱い思いが伝わってくる科学館です。

 

(写真提供:石川県観光連盟)